大型バイクで女医をはねて殺した警官が出家　ネット民は批判

バンコク都内で警察官の男が大型バイクを運転中に横断歩道を渡っていた医師の女性をはねて死なせた事故で、首都圏警察はこのほど、この警官が不注意運転、歩行者優先の義務違反など７つの容疑で罪に問われることになったと明らかにした。警官はすべての容疑を認めている。

同警官は逃亡の可能性がなく、捜査妨害の可能性もないことから、刑法107条に基づき保釈され、１月24日には罪を償うとして、警察幹部の父親とともに出家した。ただ、ネット上では「最も安全な逃げ場」などの批判が噴出している。

警官が事故の際に運転していた大型バイク、ドゥカティ・モンスターは昨年12月14日に11万3000バーツで購入したものだった。