新入生いじめの大学生15人が退学処分 ラチャモンコン・イサン工科大
東北部ナコンラチャシマ県のラチャモンコン・イサン工科大学で上級生らによる新入生いじめで男子学生1人が死亡したことについて、大学当局はこのほど、上級生15人を退学処分とすることを決めたと発表した。
同大学によれば、新入生いじめは上級生たちが勝手に行ったもので、これには新入生と2年生合計67人が参加したという。ここで2年生たちは新入生に服を脱ぎ、酒を大量に飲むよう命じ、暴力も振るった。大学当局は昨年、新入生いじめを禁じたものの、今年も新入生に対する暴力行為が繰り返されてしまったとのことだ。
今回の処分は4月1日に発効する予定で、不服のある者はそれまでに処分の取り消しや軽減を訴え出ることが可能という。