ドンムアン空港の未開業施設が暴風雨で損傷 政府が詳細調査へ
ドンムアン空港の新しい乗客ホールが4月18日夕方、暴風雨で屋根と壁の一部が大きく破損したことを受けて、サクサヤム運輸相は19日、運輸省が原因などの調査に乗り出す予定だと説明した。ホールの基礎構造にダメージはなかったという。
国際線乗客ターミナルの混雑緩和を目的に2億710万バーツをかけて建設された同ホールは2020年7月に完成したものの、新型コロナの感染拡大でまだ使われておらず、未開業のままとなっている。
運輸相によれば、法律に基づいて運輸事務次官を議長とする委員会を立ち上げ、同ホールの建設や破損について詳しく調査するとともに、ドンムアン空港を管理・運営するタイ空港社(AOT)向けに修理ガイドラインを作成することになるという。