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タイ国立シリラート病院で血液不足が深刻化

タイで最も規模が大きい病院のひとつで、最も長い歴史を持つシリラート病院では輸血に用いる血液の不足が深刻化しており、1日に必要な血液量の半分程度しか確保できない状態という。シリラート病院の担当者によれば、同病院では1日当たり最低150単位の血液が必要とされているものの、献血で得られる血液は日にわずか60単位ということもあるという。とりわけO型、A型、B型の血液の不足が深刻とのことだ。

同担当者は、「1回当たり1単位の献血をしてもらっているが、その血液は、ほぼ丸1日かけてHIVやB型・C型肝炎ウイルスに汚染されていないかを確認する検査と調整作業を行ってから輸血用の血液製剤となるので、すぐに輸血に使えるわけではない」と説明している。

なお、日本赤十字社によれば、1回の献血の量は日本では200ミリリットルと400ミリリットルの2種類だが、諸外国では体重50キロ以上で450~500ミリリットルの1種類となっている。

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