燃料価格上昇でコンロの販売が急拡大 タイ南部
タイ南部トラン県からの報道によれば、調理用燃料として広く使われているLPガスなどの値上がりが続いていることから、燃料を木炭に切り替える人が増えており、木炭用コンロの需要が急拡大しているという。
木炭用コンロとしては日本では七輪が一般的だが、タイでは金属製バケツと土の器を組み合わせた形状のものが木炭用コンロとして使われている。同県の木炭用コンロの大手メーカーによれば、以前は1カ月に2000~3000個生産していたが、4月半ばごろから注文が増えて今は月に約4000個のペースで生産しているという。同メーカーでは注文数が約2万個に達していて生産に追われている状態とのことだ。