タイ南部ナコンシタマラートの刑務所内でインフルエンザ集団感染 約3500人が感染
タイ南部ナコンシータマラート県プラプロム郡に位置するナコンシータマラート刑務所でインフルエンザが流行っており、これまでに3500人あまりが感染し、2人が死亡したという。
保健省のキティサク副事務次官率いるチームが先ごろ、同刑務所を視察したが、同次官によれば、この刑務所では4月19日から28日までに4427人の受刑者のうち3442人が感染し、感染者2人が死亡した。今のところ、新型コロナの感染者は見つかっていない。
また、感染者のほとんどは軽度か中程度の症状で、重症化リスクのある感染者は隔離して容体を観察している。重症者は最寄りの医療機関で治療を受けているという。