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路線バスサービスの車両・運転手不足が深刻化 苦情も増加

 バンコクで路線バスサービスを提供しているバンコク大量輸送公社(BMTA)によれば、27ある路線のほとんどで車両不足が深刻化しており、バス利用者の約9割がバスを長時間待つという経験をしているという。

 

キティカンBMTA総裁は、BMTAはバスを2885台保有しているが、使用年数が短いもので5年、長いものでは25年に及んでおり、修理のために一定期間使用できないこともあると報告。また、コロナ禍前は1日当たりの路線バスサービスは合計1万9000便で、利用者は80万~90万人だったが、この2年ほどはコロナ対策で密を避けることなどが必要なことから、路線バスサービスは1日当たり約1万7000便に減らされ、乗客数も20万~40万人に減少している。

 

ただ、最近になって新型コロナの感染状況が改善したことから、1日当たり1万9000便ほどに増やし、乗客数も約70万人に増えたことで、利用者からサービスに関する苦情が増えることになった。BMTAによれば、バス、運転手、車掌などが絶対的に不足していることが苦情が多い最大の理由とのことだ。

 

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