タイ国境県で見つかった樹木の化石 ギネスが世界最長と認定
タイのドイソイマライ国立公園内で2003年に地中から見つかり化石化した巨木が7月8日、ギネスによって世界最長の化石樹幹に認定された。
天然資源環境省によれば、西部ターク県バーンターク郡で発掘された太さ数メートルに及ぶこの樹幹は、長さが72・22メートルで、20階建てビルの高さに匹敵する。また、発掘後に洪水が起きて、樹幹が水浸しになったことで一部が朽ちてしまい、今の長さは69・7メートルとのことだ。
同省では、発掘された樹幹はタイやインドネシアに分布する樹木のケンパスで、12万年ほど前のものとみられるとしている。