バンコク都知事 洪水対策でフラッド・ハイウェー創設提言
チャチャート・バンコク都知事は9月14日、ラートクラバン区の洪水エリアをアヌポン内相とともに視察した際、バンコクの洪水問題を解決する手段のひとつとしてフラッド・ハイウェー(洪水幹線道路)を設けて雨水を迅速に海に排水することを提言した。この雨水を大量に短時間に排水できる施設はバンコクを深刻な水害から守るための長期戦略の一環という。
アヌポン内相によれば、バンコクでは雨季後期の降雨量増加に備えて運河の浚渫を進めてきたものの、想定を超える大雨により都内で冠水被害が長期化しており、これに対応するフラッド・ハイウェー創設といった措置を講ずる必要があるとのことだ。