タイ海軍の軍艦沈没 75人救助 31人行方不明
タイ海軍によれば、西部プラチュアプキリカン県沖で沈没したコルベット艦「スコータイ」の乗組員のうち75人が救助されたが、31人が12月19日時点でいまだに行方不明という。106人が乗り組んでいたスコータイは12月18日、岸から約20海里(37キロほど)離れた地点で悪天候に伴う浸水で電気系統などに問題が生じて沈没。複数の軍艦が救助に向かったものの、天候の悪化の中で沈没を阻止できなかった。
スコータイは米国の船舶製造会社が建造し、1987年からタイ海軍のもとで就役していた軍艦。フリゲートより小型の船団護衛用軍艦の一種であるコルベット艦。