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バンコク首都圏の大気汚染 FTIが政府に要求「元から絶たねばダメ」

タイの首都、バンコクが大気汚染の悪化に見舞われている問題で、国内最大の経済団体であるタイ工業連盟(FTI)のクリエンクライ会長は2月4日、「この状況が続けば経済と観光業が打撃を受ける」として恒久的な解決策を打ち出し実施するよう政府に求めた。

タイでは毎年のように年末から年始めにかけての涼期にバンコクや北部で大気の停滞などに起因する大気汚染が起きているが、バンコクは先ごろ、「世界で4番目に大気が汚れている都市」との不名誉な評価を受けることになった。同会長は、「大気汚染の悪化によって子ども、高齢者、気管支系の疾患を抱える人などが最も影響を受けている」と指摘するとともに、政府に対し対症療法ではなく、問題を根本的に解決する策を講ずるよう要求した。

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