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有識者がタイ政府の宝くじ販売戦略を批判

タイ国立タマサート大学工学部のワラリット助教はこのほど、政府宝くじ庁が発行する宝くじを販売するための政府戦略に対し、射幸心を煽ることに重点が置かれていると批判した。

同助教によると、宝くじは下二桁の当選金が2000バーツだが、これが当たる確率は100分の1。すなわち1回当たり宝くじを1枚購入した場合、4年2カ月にわたって宝くじを買い続け、総額8000バーツあまりを投入しないと当選して当選金2000バーツを手に入れられない計算になるという。さらに1等の場合は当選確率は100万分の1とのことだ。

同助教は、「政府は当選者のニュースを流して宝くじの販売を促進するのではなく、宝くじの当選確率が実際にはどれほどかを国民に理解してもらうよう努めるべき」としている。

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