プーケットで下痢蔓延 ノロウイルスが大半もその他は原因不明
タイ南部プーケット県では下痢になる人が急増していたが、ここに来て下痢患者数は減少傾向になっている。原因の大半すなわち4人に3人はノロウイルスであることが判明したが、その他は原因不明のままという。
保健当局の担当者によれば、下痢患者が急に増え始めたのは6月6日からで、同日の患者数は383人。1日当たりの患者数は6月9日の1238人が最多で、その後減少している。10日808人、12日659人、13日376人だった。また、下痢患者の年齢別割合は、25~34歳が26.23%と最多で、以下、15~24歳の19.20%、34~44歳の14.12%、5~9歳の10.76%、10~14歳の10・44%と続く。症状はほとんどが軽症で、医療機関を訪れた患者は13.32%に過ぎないとのことだ。
患者の75%にノロウイルス感染が認められたが、残りの患者については理由はまだ判明しておらず、原因究明のための調査が続けられている。