バンコク都知事 事故再発防止のため業者に法令順守求める
チャチャート・バンコク都知事はこのほど、都庁のプロジェクトを受注して都内で大型工事を進めている業者の代表を集めた会合で、都内で先に起きた高架道路崩落のような事故を起こさないよう法令順守を徹底するよう伝えた。
ラートクラバン区で7月10日に起きた同事故では、2人が死亡し、12人が負傷した。都内のシリキット王妃国立会議センターで開かれたこの会合には、都庁土木局の監督下で大型工事を請け負っている業者38社の代表が出席。チャチャート知事は、「これらの業者については今のところ、何も問題はないが、ラートクラバンの事故に伴い都民の間に不安が生じている。我々は同じチームであり、(不安一掃のために)お互いに力を合わせる必要がある」と訴えた。都知事によれば、都庁は安全関連の法令順守の徹底を図るため、係官が現場をチェックする頻度を増やすことを予定している。