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バンコク都庁と国鉄が線路脇のゴミを撤去 パヤタイ区

 バンコク都庁とタイ国有鉄道(SRT)がこのほど、作業員30人を派遣してバンコク都内パヤタイ区の鉄道線路脇に散乱していたゴミを片付けた。

バンコク在住22年目という日本人「旅ねずみ」さんがゴミまみれの場所のすぐ横を列車が走行する画像やタイ人の貧富の差に言及したコメントをネット上に投稿。これがタイで人気のサイトで取り上げられたことに関係当局が反応した。チャチャート・バンコク都知事は8月1日、「線路脇にゴミが散乱していたのは約1.2キロメートルに及ぶ沿線で違法に生活していた約100家族の立ち退きの結果である。立ち退きは、ドンムアン空港、スワンナプーム空港、ウタパオ空港をつなぐ高速鉄道の建設のために先月行われたものだが、その後もゴミは放置されることになった」と説明した。

SRTの担当者によれば、線路脇に大量のゴミが放置されることなどを防止するため、SRTでは線路脇に柵や「立ち入り禁止」の看板を設ける予定。

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