首都圏の大気汚染悪化 首相が臨時休校などの措置を提言
首都圏の大気汚染が悪化していることからプラユット首相は1月15日、環境に優しいとされるB20バイオディーゼルの使用を推奨するとともに大気汚染のひどいエリアにある学校を臨時休校とすることなどを提言した。バイオディーゼルとはディーゼルエンジン用燃料の総称。
首相はまた、「パニックにならないでほしい。16日には関係機関が協力して大気汚染問題を解決する方策について協議することになっている」と述べた。
大気汚染の軽減を図り飛行機から薬剤を散布して人工雨を降らせる措置が講じられているが、気象局によれば、中国から張り出した寒気団の影響でバンコクを含むタイ中部では16日か17日に雨が降る可能性があるとのことだ。