プーケットの海岸で危険生物ブルードラゴン見つかる
タイ南部の観光の島、プーケット県の海岸でブルードラゴンと呼ばれる危険生物のアオミノウミウシが見つかっており、当局では海水浴客に対し手を触れないよう注意を喚起している。体長2~5センチで奇妙な格好をしているアオミノウミウシはその体色から「青い天使」や「青い滝」とも呼ばれたりしているというが、毒クラゲの毒を食べて自らの武器として利用する「盗刺胞」という特性があり、誤って触ると毒性の強いクラゲと同じような被害に遭うことになるという。 アオミノウミウシはプーケット県ムアン郡(県庁所在地)のカロン・ビーチで8月31日に確認されている。
専門家によれば、このウミウシはオーストラリア、南アフリカの海や、欧州の一部の海岸でよく見つかっているが、タイの海にはあまり出現していないとのことだ。