サトウキビ農家の焼き畑 工業省が対策強化へ
タイ工業省は、サトウキビ栽培農家による焼き畑を減らすための対策を講じているが、今後はこの措置をさらに強化する予定だ。サトウキビ農家は収穫後に畑に残ったサトウキビの葉などを処分するために焼き畑をしているが、これが大気汚染の悪化につながっている。
対策として2021年から政府は焼き畑をしない農家に対し、サトウキビ収穫量1トンにつき120バーツの補助金を提供。2020/21年シーズンに関しては収穫量で全体の26%に当たる栽培地で焼き畑が行われなかったが、工業省ではさらに奨励措置を導入するなどして焼き畑をしない面積をさらに増やしてゆきたいと考えているとのことだ。