遊興施設の営業時間拡大 保健省が新規則を提案へ
タイ政府はバーやナイトクラブなどの遊興施設の営業時間を12月15日から試験的にバンコク、チェンマイ、チョンブリ、プーケットの4都県で午前4時まで拡大することを計画しているが、保健省は営業時間の拡大で客の飲酒量が増えると予想されることから、過度に酔った状態で客が帰ることがないよう遊興施設がブレサライザーを使って客が店を出る前に呼気中に含まれるアルコール濃度を検査することなどを提言する方針だ。
このほか、同省は客を目的地に送り届けるサービスなどの導入を遊興施設に求めることも検討中という。 現行法では、呼気中のアルコール濃度が0.05%を超えた場合は車の運転はできないとされており、また、ひどく酔った者にアルコール飲料を販売することも禁止されている。