タイ当局が警告 「グリーンイグアナに触らないで」
タイ中部ロッブリ県パタナニコム郡でトカゲの一種、グリーンイグアナが生息数を増やしていると報じられたことを受けて、天然資源環境省国立公園野生動植物保護局は住民に対し、サルモネラ菌に感染して下痢をする恐れがあるとしてこのトカゲに触れないよう警告した。トカゲなどは糞にサルモネラ菌がおり、人がグリーンイグアナの体を触ることでサルモネラ菌に感染する可能性があるという。
中南米などを原産地とするグリーンイグアナはタイ固有の動物ではないが、暖かい地域ではペットとして持ち込まれたものが逃げたり、捨てられたりして野生化して生息数を増やしているケースがある。日本でも沖縄県の石垣島でグリーンイグアナが増えている。