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今年のタイの雨季 ラニーニャの影響受けるが降雨量は多雨説と少雨説に二分される

タイ気象局が先ごろ、雨季入りを発表したが、農業省潅漑局はこのほど、今年の雨季(5~10月ごろ)はラニーニャ現象の影響で降雨量が平年を上回り、洪水が多発する可能性があるとの見方を示した。

チュチャート潅漑局局長によれば、同局は先ごろ、国内に17ある灌漑事務所をつないだオンライン会議を開き、予想される多雨と洪水多発にどのように対応すべきかを協議。この会議には、デート潅漑局副局長、カンラウィー気象局局長も参加した。

一方、国家水資源事務所(ONWR)のパイトゥーン副事務局長はこのほど、「今年の雨季はラニーニャ現象の影響を受ける見通しだが、比較的雨は少なく、全体の降雨量は平年を26%ほど下回る見通し」と報告した。8月と9月はラニーニャの影響で豪雨に見舞われるものの、雨季全体を通しての降雨量は比較的少ないという。

このほか、同副事務局長によれば、国内のダムなどの貯水施設は貯水量にばらつきが出る可能性があることから、干ばつ被害を回避すべくしっかりした水管理計画を作成して対応する必要があるとのことだ。

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