バンコクの大気汚染がさらに悪化 「公害規制ゾーン」指定を検討
バンコク首都圏では昨年末から大気汚染が悪化し市民の健康が脅かされる状況となっているが、公害対策局とバンコク都庁は1月21日、必要な対策を迅速に実施するためバンコクを「公害規制ゾーン」に指定することを検討中だと明らかにした。
この指定を受けた場合、地元当局には対策の検討や実施の権限が付与される。
なお、バンコク都庁は路上の粉じんを減らすため掃除に力を入れているが、専門家からは「大気汚染問題の解決にはあまり役立たない」との指摘が出ている。