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「人口危機は目に見えない時限爆弾」 社会開発人権保護相が早急な対策の必要性を訴え

ワラウット社会開発人権保護相は先ごろ開かれたタイ報道評議会主催の討論会「国家戦略と政府の挑戦」の席上、社会の高齢化が進んでいるというタイの人口危機は目に見えない時限爆弾であり、爆発する前に対策を講ずる必要があると強調した。

タイでも少子高齢化が進んでいて、過去4年間に人口が50万人あまり減少している。大臣は、「環境問題は目に見えるが、(人口危機は)目に見えない。今のうちに対策を講じなければ、この10年のうちに大きな問題になる。単一の政策では対処できず、様々な機関が協力して取り組む必要がある」と指摘する。

また、大臣によれば、この先20~25年のうちにタイの人口は6600万人から5800万人に減少し、対策が講じられなければ、50~60年のうちに3300万人程度に減少することが予想されるとのことだ。

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