モノレール路線ピンクラインが突然停止し扉開放 運輸相が運営企業への重い罰則求める
バンコク首都圏のモノレール路線「ピンクライン」で先ごろ、走行中の列車が突然停止し扉が数分間開いたままになったことについて、スリヤ副首相兼運輸相はこのほど、路線を保有するタイ高速運輸公社(MRT)に対し、運営を担当する民間会社に最も重い罰則を科すよう指示した。
今回の駅間での扉開放は乗客が落下するなどの事態にはならなかったが、スリヤ大臣は「乗客の安全に影響しかねない出来事であり、妥協は許されない」と強調している。
ピンクラインは、バンコクに隣接するノンタブリ県のスーンラチャカン・ノンタブリ駅を起点、バンコク都内のミンブリ駅を終点とする34.5キロの路線で、昨年12月に開業した。