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外来魚「ブラックチンティラピア」が大量繁殖 バンコク都内の養魚場で被害 都庁が対策に乗り出す

西アフリカ沿岸に棲息する魚である「ブラックチンティラピア」がタイで在来種の魚などを餌に大量に繁殖していることからバンコク都庁が漁業局などと協力して対策に乗り出すことになった。バンコクでは全50区のうち3区でブラックチンティラピアの増加と被害が報告されている。

現状を視察したチャチャート都知事は、「この外来魚の棲息地は(バンコクにほど近くタイ湾に面する)サムットソンクラム県から他のエリアに拡大しており、バンコクではバンクンティエン、トゥンクルー、バンボンの3区で大量繁殖している。この3区の養魚場で被害が報告されている」と話している。 ティラピアは一般的に美味であることから、食用として世界各地の河川に導入されているが、繁殖力が強く、在来種を食べてしまい、生態系に悪影響を与えていることが世界各地で問題となっている。

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