飲酒事故被害者団体が遊興施設の営業時間延長に反対 昨年12月から5県で2時間延長
タイ政府は観光促進のためにバーやクラブなどの遊興施設に午前4時までの営業を許可しているが、市民団体「飲酒運転被害者ネットワーク」のプラソム代表がこのほど、政府庁舎の苦情受け付けセンターを通じてセーター首相にこの営業時間延長を取り消すよう求めた。
2023年12月15日からバンコク都、チョンブリ県、プーケット県、チェンマイ県、スラタニ県サムイ島の遊興施設は午前4時まで営業することが許されているが、これらの地域では以前に比べて飲酒運転が原因の交通事故が明らかに増えているという。
同代表は、「遊興施設に朝方まで営業を許すことは観光促進と経済成長の促進を狙ったのものだが、飲酒運転による交通事故が増加して多くタイ人が死傷しており、容認できない」と述べている。