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物乞い増加で日本語など6カ国語のパンフ配布へ 「犯罪組織関与」「金銭を与えるな」 

ワラウット社会開発人権保護相(代行)はこのほど、最新の調査で物乞いが全国で増加しているとの結果が出ており、政府が物乞いに金銭を与えないようタイ人や外国人観光客に呼びかけるキャンペーンを展開する予定だと明らかにした。タイ語のほか、英語、中国語、日本語、韓国語、カンボジア語で物乞いに金銭を恵まないよう記したパンフレットの配布も予定されている。

物乞いに関しては、「プロの物乞いが一般人を大きく上回る収入を得ている」「外国から連れてこられた子供らが犯罪グループによって物乞いをさせられている」などの指摘が出ている。

社会開発人権保護省が最近実施した調査では、タイ全国で506人の物乞いを確認したが、これは1年前に比べると約20%の増加しているという。このうち65%に当たる331人はタイ人で、また、24%は繰り返し検挙されている常習者だった。なお、2014年10月から今年6月までに確認された物乞いは延べ7635人で、うち65%はタイ人で、残りは外国人となっている。

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