青少年活動家や保護者がカジノ合法化に反対表明 意見書を政府に提出
タイ政府はカジノを含む複合娯楽施設を建設するという形でカジノを合法化する方針を具体化しようとしているが、青少年の活動家や保護者らがこのほど、政府庁舎前に集まってカジノ合法化に反対を表明。カジノ反対の意見書を政府の担当者に提出した。
これら反対派によれば、カジノは現時点ではタイでは違法で、違法賭博場も比較的少なく、表面には出てきていないが、カジノが合法化されれば、大投資家が乗り出して大々的にギャンブルビジネスを展開することが懸念されるという。
タイの隣国では、タイ人目当てにタイ国境付近にカジノが開設されていて、週末などには大勢のタイ人が近隣国のカジノに出かけているのが実態とされるものの、タイ国内でのカジノ合法化は以前から根強い反対意見が存在し、実現に至っていない。