ムーデンコビトカバの赤ちゃん「ムーデン」がチョンブリ県の観光促進に大きく貢献
タイ東部チョンブリ県のカオキアオ・オープン動物園で数カ月前に誕生した、コビトカバのメスの赤ちゃん、ムーデンの人気沸騰のおかげで、観光客の比較的少ないローシーズンにもかかわらず、チョンブリ県のパタヤやシラチャは観光客で賑わっているという。
タイでは10月に学校が長期休暇となることもあり、大勢の観光客入りが期待されるという。カオキアオ・オープン動物園では、1日当たりの来園者数が1万人に達したことから9月からムーデンのライブ配信を行っているが、同月11~19日だけで入場料収入が1300万バーツにのぼっている。
タイ・ホテル協会東部支部のナットサライ副支部長は、「ムーデンはタイ人にも外国人にも人気で大勢の人が動物園を訪れている。そのおかげで周辺の観光施設などでも客が増えている」と話している。