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多数の死者出した大型バス炎上事故で国内運送業が打撃 教育相は郊外学習全面禁止を提言

バンコクの北隣パトゥムタニ県で10月1日に校外学習のために生徒などを乗せて移動中の大型バスが炎上し、園児や生徒20人と教諭3人が死亡するという痛ましい事故が起きたことについて、タイ運送業者協会のワスチェート会長はこのほど、学校関係者も保護者もバス事故を恐れ年内は校外学習でのバス利用が激減するとの見通しを示した。

また、同会長によれば、車両火災などが発生した場合に犠牲者を可能な限り減らすため、車両事故を想定した脱出訓練を官民で定期的に行うようにすべきとのことだ。

今回の事故を受けて、プムプーン教育相は、校外学習を全面的に禁止し、実施する場合はしっかりと安全対策を講ずる必要があるとしたが、ワスチェート会長は、「学校以外の場所で学ぶことも子供たちのためになる。校外学習が継続できるよう安全対策を改善するとともに、事故に備えた演習などを行ってほしい」と訴えている。

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