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学童および教師23人が焼死したバス炎上事故 原因は未登録のガス容器からのガス漏れ

パトゥムタニ県で起きた学童および教師あわせて23人が焼死したバス火災事故について、警察当局は10月3日、バスの前輪付近で出火し、すぐに車体が炎に包まれた原因はガス漏れとの科学捜査結果を発表した。

この大型バスは、圧縮天然ガスを燃料とするCNG車に改造されており、前輪の破裂に伴い火が出てすぐに車体全体に回ったため、大勢の学童と教諭が逃げる間もなく死亡した。警察庁科学捜査事務所のトライロン所長によれば、これまでの調査でバス前方でガス漏れが起きていたことが確認されたが、なぜガスが漏れたのか、漏れたガスにどのように引火したかはまだ分かっていないという。

バスには11個のガス容器が搭載されていたが、登録されていたのは6個のみ。未登録の容器1個にガス漏れが確認されたとのことだ。その責任の所在については警察と運輸省陸運局が現在調査中。

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