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外来魚異常繁殖問題解決に新アイディア 捕らえた魚を使い発酵ソースを製造

アフリカや中近東を原産地とするティラピアの一種、ブラックチン・ティラピアがタイ国内の河川で増殖して問題となっているが、漁業局はこのほど、この外来魚問題を解決するひとつの手段として、捕らえたこの魚を使って魚の発酵ソース「プラーラー」を作ることを提唱した。

ブラックチン・ティラピアは現在、少なくとも9都県の河川で棲息が確認されている。この魚をプラーラーに加工することは、外来魚問題が経済に及ぼす影響を機動的に緩和する措置を打ち出すというアカラー副農相の方針に沿ったものという。

なお、プラーラーとは、魚を乾煎り(からいり)し、石臼でついた米粉とともに6カ月以上塩漬けにして発酵させたもの。タイ東北部(イサーン)の料理に使われる一般的な調味料。

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