南部でも洪水被害拡大 10月12日までに3人死亡 当局が増水・鉄砲水への注意喚起
これまで北部を中心に被害の出ていた洪水は現在、南部にまで拡大しており、10月12日までにナコンシータマラート、ヤラの南部2県で水害に関連した3人の死亡が確認されている。
タイ南部での洪水被害拡大を受け、関係当局は河川の急な増水や鉄砲水などに注意するよう住民に呼びかけた。死者3人のうち2人は、11日にナコンシータマラート県プロムキーリー郡の観光スポットの滝を訪れた時に急な増水で流された旅行者3人のうち2人。残り1人は救助され無事だった。 もう1人の死者は、ヤラ県ベトン郡の運河沿いの家に住んでいた男性で、11日に大雨による運河の増水で家とともに流されて死亡した。