パタヤでは岸から200メートルがマリンスポーツ禁止エリア チョンブリ市が規制徹底へ
タイ東部チョンブリ県パタヤ市は世界的に知られたビーチリゾートであるが、市当局は運輸省港湾局と協力して、海水浴客の安全のため、岸から200メートルまでをスピードボート、ジェットスキー、バナナボートなどが入れないマリンモータースポーツ禁止エリアとする措置の徹底を計画している。
パラメート市長は、「パタヤ市は観光シーズンに入ろうとしており、ビーチは大勢の観光客で溢れることになる。このため、安全に海水浴を楽しめることが非常に大切」と話す。
これまでマリンモータースポーツ用の乗降施設がなかったことから、ノース・パタヤからサウス・パタヤに至る全長2.7キロのビーチのどこでも業者が客をジェットスキーなどに乗せることが可能だった。このため、管理を強化すべく、パタヤ市では港湾局海難事故防止課と協力してスピードボート乗り場をノース・パタヤとサウス・パタヤにそれぞれ1か所設ける予定だ。
パラメート市長は、「ほとんどのジェットスキーはルールを守って岸から200メートルのエリアには入らない。だが、いまだに規則を守らない不届き者がいる」と話している。