オンラインでの被害届 詐欺被害は過去3年で740億バーツ超え タイ警察
カロム政府副報道官によれば、タイ警察はオンラインでも被害届を受け付けているが、このチャンネルを通じた被害届で過去約3年間の詐欺の被害が740億バーツを上回った。
具体的には、2022年3月1日から今年10月31日までの2年7か月間の詐欺被害が合計748億9000万バーツあまり、1日当たり7700万バーツ。今年10月1か月間だけで被害額は27億7000万バーツとなっている。
また、被害総額430億バーツほどの詐欺に使われた、あるいはその疑いで55万4000あまりの銀行口座(預金額合計82億4000万バーツあまり)が凍結された。詐欺被害の内訳は、商品・サービスに関するものが約47億2000万バーツ、職業紹介に関するものが約113億5000万バーツ、融資に関するものが約32億4000万バーツ、投資に関するものが約269億バーツ、電話での脅しが約100億バーツなどとなっている。