「紫檀材」強奪事件で元森林警察官を逮捕 唐木三大銘木のひとつであり不法伐採相次ぐ
先ごろ東北部サコンナコン県の森林事務所が武装した者たちに襲われ、保管していた80万バーツ相当の紫檀材などが強奪された事件で、警察は東北部ウドンタニ県ワンサームモー郡で容疑者の元森林警察官を逮捕した。
警察は事前に容疑者を特定して逮捕状を取り、容疑者逮捕に臨んだ。紫檀(ローズウッド)は、黒檀、タガヤサン(鉄刀木)と共に唐木三大銘木と称される高価な木材であり、原産地は、タイ東北部からラオス、ベトナムの落葉樹林や乾燥常緑樹林に点在している。
タイでは法を犯して紫檀を伐採する者のいることが問題となっているが、今回盗まれた紫檀材も違法に伐採されたものを森林事務所が押収し、保管していたものだった。