土中から頭蓋骨と壺のかけら 2500~1500年前の鉄器時代の地層から発見
タイ東北部ナコンラチャシマ県シーキウ郡で先ごろ、地面から頭蓋骨などの人骨と壺のかけらなどが見つかった。これまでの調査で、人骨などが見つかった地層は2500~1500年前の鉄器時代のものとみられる。
第1発見者は、家畜を追っていた農民で、地中から出ていた遺物に躓いて、その存在に気づいたものという。連絡を受けた警察や地元当局の関係者がその場所を掘り返したところ、深さ80~100センチほどの地中から頭蓋骨などの人骨と土器の破片が見つかった。このほか、古代人が装飾品として用いていたとみられるものも出土されている。