バンコク都庁 性病に対する若者の意識を高めるキャンペーンをバレンタインデーまで展開
2月14日のバレンタインデーは一般的には恋人や夫婦がお互いの気持ちを確かめ合う日とされているが、タイの若者の間では近年、バレンタインデーを性体験の日と考える風潮がある。このため、バンコク都庁はバレンタインデーにかけて性病・性感染症(STD)に対する若者の意識を高めるキャンペーンを展開する。
バンコク都庁保健局のパウィニー副局長によれば、昨年の統計では、バンコクのSTD罹患者は10万人当たり96.87人で、2016年の10万人当たり47.35人を大幅に上回る。STDの中でも淋病罹患者が10万人当たり60人と最多となっている。
また、都庁は2月14日のバレンタインデー当日にSTDやHIV(エイズウイルス)感染予防薬などの情報を提供するイベントをザ・モール・ライフストア・バンケーで開催する予定。