「メホンソン県パーイ郡にイスラエル人3万人居住」は虚偽情報 首相「近く内相が視察」
「タイ北部メホンソン県パーイ郡に居住するイスラエル人が3万人に増加し、地元民の間で軋轢が生じている」などと一部で報じられたが、ペートンタン首相はこのほど、これが虚偽情報だと指摘した。
同郡の人口は2万1000人ほどで、報道が事実なら、パーイ郡はイスラエル人だらけということになる。だが、ペートンタン首相は、「ちょっと立ち止まって考えてほしい。(パーイ郡にイスラエル人3万人という話が)事実でないことは証明できる。来週にはアヌティン内相がパーイ郡を視察する予定で、これで実際に何が起きているかがハッキリする」と述べている。
一方、メホンソン県のツーリストポリスによれば、パーイ郡の人口(タイ人居住者数)は約3万8000人で、同郡にイスラエル人が3万人も住んでいる事実はないとのことだ。