首都圏モノレール路線で連続事故 運輸当局が業者に警告「次は罰則」
昨年開通した首都圏モノレール路線「イエローライン」で高架部分から車輪が落下する事故が起きたことで、運輸省は1月3日、工事を請け負っている業者に対し、同様の事故が再発した場合は罰則を科すと警告した。
2日に起きた事故はモノレールの車両から外れて道路に落下したガイドホイールがバウンドしてタクシーを直撃したというもの。建設業者によれば、ホイールのボールベアリングに問題があったとみられるが、モノレールのメーカーであるアルストムが現在、原因を調査中という。
なお、開通間もない首都圏モノレール路線「ピンクライン」でも昨年12月25日、コンダクターレールが高架部分から落下して車3台とオートバイ1台が損傷する事故が起きている。