バンコク都心の分譲マンションで違法宿泊サービスが横行 タイ・ホテル協会も問題視
バンコクのスクンビット・エリアなどでは、コンドミニアム(分譲マンション)のユニット所有者が無認可で旅行者をユニットに泊めて料金をとる違法な宿泊サービスが横行しているという。タイ証券取引所(SET)上場の開発業者が建設したコンドミニアムに中にも、250 ユニット以上が中国人旅行者などを泊まらせる違法宿泊施設として使われているところが存在。宿泊料はオンライン決済で支払われているという。
このようなコンドミニアムの違法宿泊サービスについては、住民から不特定多数の人たちが出入りすることへの不安や騒音への苦情なども出ており、バンコク都庁が調査、対策に乗り出している。
タイ・ホテル協会もこの問題を把握しており、バンコクでは中国人旅行者に人気のプラトゥナーム市場近くのコンドミニアムで違法宿泊サービスが提供されているケースが多いと指摘している。