期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中こちらをクリック

度重なる高架道路建設中の事故 専門家「安全対策の徹底を怠った政府に責任がある」

バンコク都ラマ2世通りの高架高速道路建設現場で3月15日に巨大なコンクリート製梁が落下して大勢の死傷者が出た事故で、タイ構造エンジニア協会(TSEA)は17日、ここ数年、今回の事故を含めバンコクと南部を結ぶ道路建設現場で大きな事故が多発しているのは安全対策の徹底を怠った政府に責任があると指摘した。

アモーンTSEA会長によれば、道路建設などの大型工事は複雑で、携わる者は最新の技術・知識を備えている必要があるものの、これが十分に守られていないという。また、政府は受注業者が工事の安全面にかかわるものの経費を削減したりしないよう、また、作業員が適切なトレーニングを受けられるようしっかり監視する必要があるとのことだ。

同会長は政府に対し、安全基準の遵守を怠った業者を見つけて罰するために独立した調査チームを編成するよう要求している。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次