官営質店 昨年の貸付額は約200億バーツ 質草最多は宝飾品、次点は携帯電話
ワラウット社会開発人権保護相によれば、タイ国内の官営質店は昨年1年間に200億バーツ以上を貸し付けたという。質草で最も多かったのが宝飾品で、次いで携帯電話の順だった。
昨年末の時点でタイ国内に46店あった官営質店では昨年、約130万点の質草を預かったが、その97.56%が金製品、銅を混ぜた金合金、ダイヤモンドといった宝飾品だった。また、携帯電話および扇風機、冷蔵庫、炊飯器といった家電品が3200点あまりに上った。
これら官営質店の月間利息は、貸付額が5000バーツまでが0.25%、5001~1万バーツが0.75%、1万1~2万バーツが1%、2万1~10万バーツが1.25%となっている。
なお、官営質店は、今年1店開設され現在計47店。官営質店があるのは、全77都県中14都県となっている。