会計検査院長のビル倒壊関連コメントが大炎上 「建設作業員への配慮が足りない」
バンコク中心部で建設が進められていた会計検査院ビルがミャンマーで起きた地震の影響で砂上の楼閣のように完全に崩壊したことについて、モンティエン会計検査院長が4月1日に職員に対し発信したコメントが波紋を広げている。
同院長はコメントの中で、「会計検査院ビルの崩壊で会計検査院が不当な批判にさらされている」などと指摘したとされるが、崩壊によって行方不明になって安否が不明な大勢の建設作業員への配慮が足りないなどの批判がこのコメントに向けられた。
このほか、アンカナ上院議員は、コメントで院長が「新しいオフィスが完成するのが夢だったが、この夢は打ち砕かれた」などと述べていることについて、多くの作業員が今も瓦礫の下敷きになっていることを考えるべきなどと強く批判している。