タイ旧正月の「危険な1週間」 交通事故は件数、負傷者、死者すべて前年下回る
タイ旧正月の4月13日を祝うソンクラン祭りの期間は帰省や行楽で国内を移動する人が多く、交通事故も多発している。このため、関係当局は今年も4月11~17日を「危険な1週間」として交通安全キャンペーンを展開したが、同期間に1538件(前年同期2044件、以下同)の交通事故が発生して1495人(2060人)が負傷し、253人(287人)が死亡した。
前年のソンクラン祭の「危険な1週間」と比べると、事故件数、負傷者数、死者数のすべてで数値が減少しており、事故件数に関しては約25%の減少となっている。都県別では、南部パタルン県が事故件数63件、負傷者数61人と最多で、死者数ではバンコク都が19人と最多だった。
一方、交通事故0件はナコンナヨック、ピチット、シンブリの中部3県、ラノン、サトゥン、プーケットの南部3県の計6県だった。