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会計検査院ビルの地震崩落 ペートンタン首相「不正が判明すれば即処罰」

3月28日に起きたミャンマー中部の地震の影響でバンコク中心部で建設中の会計検査院ビルが数秒のうちに完全に崩落し、大勢の作業員が犠牲になった事故について、ペートンタン首相はこのほど、建設に従事していた者による不正などが事故をもたらしたことが明らかになった場合は責任者は逮捕されて処罰されなければならないとの考えを明らかにした。

事故現場では現在も数十人に及ぶ作業員が安否不明のままとなっており、重機による瓦礫の撤去作業が続けられている。

このビルの建設は、タイのゼネコン最大手のイタリアンタイ・ディベロップメント社と中国系企業のグループが工事を請け負っていたが、これまでのところ、強度不足の鋼材が使われていた、エレベーターシャフトの問題が崩落を招いたなどの指摘が出ている。

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