ビル崩落事故 中国系企業が1億2000万バーツ賠償へ 法相「人道主義的支援」
ミャンマーで起きた地震の影響でバンコクで建設が進められていた会計検査院ビルが数秒のうちに完全に崩落した事故で、タウィー法相はこのほど、建設を請け負っていた中国系企業のチャイナ・レールウェイNo.10(Thailand)から崩落で死傷した作業員について合計1億2000万バーツが賠償される見通しだと明らかにした。
4月23日時点で作業員53人の死亡が確認されており、安否不明が41人となっている。
法相によれば、賠償金は法務省を通じて遺族と負傷者に提供されることになるが、これは人道主義的支援であり、法的過失などに基づいた賠償ではないとのことだ。