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会計検査院ビル崩落現場 遺体捜索が完了 死者89人のうち9人は体の一部をDNA鑑定

3月28日にミャンマーで起きたマグニチュード7・7の地震の影響で約1000キロ離れたバンコク中心部で建設が進められていた会計検査院ビル(総工費21億バーツ)が数秒のうちに完全に崩落し、建設に従事していた多数の作業員が命を失うことになったが、バンコク都庁は5月10日、事故現場での遺体の捜索作業が終了したと発表した。

バンコク都庁防災局のスリヤチャイ局長によれば、捜索チームによる捜索は6基あるエレベーターシャフトの地階部分にまで及び、遺体がないことが確認されたため、捜索チームと救助犬による捜索は終了となった。事故現場の管轄権は15日に都庁から会計検査院に移される予定という。

なお、ビル崩落で死亡したのは89人で、うち80人は遺体から死亡を確認しており、残り9人は体の一部分をDNA鑑定して死亡が確認された。死者64人の遺体はすでに遺族に引き渡された。

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