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会計検査院ビル崩落 公務員約70人が不正に関与か 会計検査院幹部も

3月28日にミャンマーで起きた地震の影響でバンコク中心部で建設が進められていた30階建て会計検査院ビルが数秒のうちに完全に崩れ落ちた事故では、建設業者を入札で選ぶ課程で談合などの不正があったとみられているが、タイ版FBI(米連邦捜査局)の法務省特別捜査局(DSI)は公務員70人あまりがこの不正にかかわっていたとみている。この中には、現職と元職の会計検査院幹部、ビル設計にかかわった10の委員会の委員、建設監査にかかわった者などが含まれるという。

なお、DSIによれば、会計検査院の現・元幹部などの不正疑惑について捜査権限があるのは国家汚職制圧委員会(NACC)だけであることから、調査結果はNACCに提出したとのことだ。

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