タイ保健当局 手足口病の感染拡大を報告 今年2万人強が感染 5歳以下に集中
タイ保健省疾病対策局はこのほど、主に5歳以下の子供を中心に感染する手足口病がタイで流行し始めていると報告した。今年は例年より雨季が早く始まっているが、それに合わせるように手足口病の感染者が増加している。
症状は手、足、口に水疱性の発疹が出たり、発熱があったりして通常は1週間程度で治る。感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染。タイでは今年1月1日から6月25日に2万1315人の感染が確認された。感染者の内訳は、4歳以下が1万5753人、5~9歳が4658人、10~14歳が544人となっている。